小高善和さんの靴づくり

 

 

こんにちは。

 

 

 

例年の4月より暖かいここ数日です。

庭の植物たちが一気ににぎやかになりました。

 

ヤマブキが咲き始めてきました。

 

 

 

 

 

4月1日(木)~14日(水)

12:00~16:00

 

北村直登(絵)・小高善和(靴) 2人展

 

 

春爛漫。

カラフルでゲンキで心地よくて毎日が楽しくなる。

そんな展覧会にしたいです。

 

 

 

北村直登さん

 

大分市で制作される北村直登さん。

 

高校時代はブラジルにサッカー留学するほどサッカー漬けの日々。

大学卒業後、フリーターを経て、

子どもの頃から好きだった絵を路上で売るようになり気が付けば画家に。

 

時折くるチャンスの波にチョンと乗る感じでどんどん世界が広がって今に至る。

サッカー経験からなのか、

メンタルはタフ、やってダメなら止めればよい、前進あるのみという、

潔さと勢いが感じられました。

人との出会いや関係を大切にし、

作品力×人力×ひととなりが人気の秘密なのだと確信しました。

 

北村さんは、とにかく毎日たくさん絵を描き続ける。

多くのことをやり遂げることが、作家としての自信につながると考え、

そのことはやはり、アスリートが筋トレを続けて体を作っていくことと同様なのでしょう。

 

ものすごいスピードでどんどん描きあげる。

アクリルやパステルや鉛筆を自在にあやつり

パパパっと鮮やかな絵ができあがる。

キラキラした光が感じられる生き生きとした動物たち。

それぞれに絵のタイトルがついていて

アイロニックだったり、素っ頓狂だったり、クールだったり、

一層、絵が動き出しそうに感じる。

 

テンでは初の展覧会です。

今回は、原画がたくさん登場。

ポストカードや作品集などプロダクトも、北村ワールドのエッセンスが楽しめます。

どうぞご高覧ください。

 

 

 

 

小高善和さん

 

テンではおなじみ小高さんです。

 

ベーシックなデザインながら、

気の利いたアレンジ、革の色や素材感、組み合わせなど、

大きな魅力の靴スタイル。

細かなサイズ展開で作られる既成靴も、微調整可能。

木型を作って何もかもピッタリ作られるフルオーダーはもちろんのこと、

足のデータをとって作られるパターン(セミ)オーダーでも

かなり精度の高いよい靴ができあがります。

一度そんな靴を知ってしまったら

他の靴がはけなくなってしまうという人が続々と増えています。

 

靴はカラダを支える足に履き、

その靴の良し悪しによって、足→膝→骨盤→脊椎→脳・・・と

多かれ少なかれ健康に関わってきます。

 

テンで2014年から毎年、企画・展開するには訳があります。

靴はそれほど頻繁に買うものではないのに、一足履いてみると他のがほしくなる。

愛着をもって履いているうちにメンテナンスが必要になる。

小高靴のファンで少しずつ靴を作り足していかれる方にはもちろん、

ご存じない方に、この靴の良さをお伝えしたい。

私自身も含め、小高さんの靴に一年に一度、しっかり向き合いたいと思うからです。

 

小高さん、会期中は毎日、テンに詰め、

みなさんの足や靴のお悩みやご相談に応じ、

個々の足に寄り添ったよりよい靴を制作いたします。

ぜひお話をしにいらしてくださいね。

 

作家在廊日:会期中全日(日によって入り時間が異なることがあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は小高善和さんの靴づくりについてお話します。

2015年の展覧会の際に書いたコラムを今読むと

その時の気持ちが今も同じだなぁとしみじみ。

改めてご紹介します。

 

昨年(2014年)、小高善和さんの靴の展覧会をし、いろいろな足の悩みを持っている方が多いことがわかりました。
人の足をマジマジと観ることは初めてでした。
幅広・甲高で足裏の大きさの靴に合わない、左右のサイズが全く違う、
細すぎて靴の中で足がパカパカする、偏平足あるいはハイアーチ足、
・・・・・・いろいろな問題を抱えていることがわかりましたが、

最も驚いたのは、外反母趾の方の多いこと多いこと。
また、私も含めたほとんどの方が、自分にぴったりの靴を探すことにあまりこだわりがない、
すなわち既成のサイズに自分の足を無理やり合わせて履くということが当たり前のようになっていました。
少々不満な点があっても、特に気にせずに履く。
意識の低くなりがちな靴選びですが、

自分に合った靴を選ぶことがいかに大切かということを知ることはとても重要です。
足から膝、骨盤、背骨へと体への影響が大きくなっていきます。
合わない靴が体をゆがめていくこと、逆に言うと、合った靴が体を整えていくということです。

 

前回、小高さんの靴を買い求めた方々から、喜びの声をどれだけたくさん聞いたことかわかりません。
オーダー靴を作られた方はもちろんのこと、既成の靴も調整を加えて各人のサイズに近づけることで足が楽になったと。
そして小高さんの靴は、思いっきり履いてソールが減ってきたり、本体の革が伸びてきたり、不具合が生じたら、
丁寧に修理をして、再び履き続けていくことができます。
革がどんどん足になじんできて身の一部となっていき、より愛着をもってずっと使っていけるのです。
一生付き合える靴に出会えるなんて素敵だと思いませんか。
小高さんによるお客様の対応を見るにつけ、

彼がよりよいものを作ろう、人に寄り添おうという真摯な姿勢が感じられます。
そんなところからも、小高さんの靴の魅力がにじみ出ているように見えてきます。

 

 

 

 

 

 

昨日の小高さん。

毎日、在廊し、みなさんの靴づくりに真摯に向き合ってくれます。

あいている時間には、

バブーシュの手縫い作業を。

 

 

 

なにげに靴と小高さんの服の配色がシンクロ!

 

 

 

 

 

 

4月については、以下のとおりで営業いたします。

 

 

コロナウイルスの感染防止対策として、

カフェはお休みします。

書・日本史・薬膳料理教室・英会話のカルチャークラスも休講します。

 

 

時短営業で12:00~16:00とします。

今回は、来店予約制はとらず、会期中、自由にご来店ください。

一時的に店内が密になる場合は、

ご入店人数を規制し、玄関のところでお待ちいただくこともあります。

 

 

◎ご来店になるお客様へのおねがい

 

マスクをご着用ください。

店の玄関に置いてあるジェルで手指を消毒してください。

店内でご覧になっている他のお客様とはなるべく距離を保ってください。

 

 

 

会期中、ご来店になれない方のため、

3日め以降、通販を承ります。

作品は少しずつ、このブログでご紹介いたします。

 

また、常設作品に関してはオンラインストアのページを設けております。

こちらも徐々に作品をアップしていっています。

併せて覗いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

今朝、庭仕事をしていた夫が発見。

葉っぱの上にケロッピがいました♪

 

 

 

 

 

 

楽しい週末をお過ごしくださいませ。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

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