戸出雅彦さんのトラの蕎麦チョコ

 

 

こんにちは。

 

 

冷えています。

 

細かい雪がちらついています。

天気予報では夕方から夜半にかけて、本格的に降るかもとのこと。

明日の朝、起きて窓の外を見るのが恐ろしい・・・(汗)。

 

 

 

昨日の朝、チューリップを買おうと”フルリール”さんに行ったら、

今年の初営業日で午後からと、閉まっていました。

念が通じたのか、午後、フルリールのYさんが来られて いただく♪

チューリップ♡ラブです。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月5日(水)~18日(火)

『生きとし生けるもの』展 & 大網店移転10周年記念

 

毎年1月恒例の『生きとし生けるもの』展です。

動植物、人、架空の生き物などが

いろんな素材やアイテムで勢ぞろいします。

 

 

戸出雅彦さん

 

石川県で制作。

九谷焼でありながら従来の概念を突破する自由でモダンな絵の世界。

今回は、トラの絵の蕎麦チョコを出展していただきます。

戸出さんのトラがあまりにもキュートです。

 

 

 

中島圭一郎さん

 

東京都で制作。

擬人化された動物たちがたまらなく魅力的です。

今回は十二支の動物たちが一枚の陶板に登場するという贅沢版!

今にも動き出しそうな動物たち、どんなシーンで描かれるのか見ものです。

 

 

 

ポメラニ社さん

 

東京都で制作。

斬新で変顔な生き物のやきもの。

意表を突かれるんだけど、それがツボにハマってしまう。

今回、器、フィギュア、ブローチ、壁掛けなどいろいろ展開します。

 

作家在廊日:5日(水)・18日(火)

 

 

 

横道佑器さん

 

大阪府で制作。

ユウキさん、ただ者ではありません。

編みぐるみの巧みな造形と、毛糸の色遣いが唯一無二。

思わず抱っこしたくなるペットのようなパペットです。

 

 

 

◎ラファエルナバスさん

 

愛知県で制作。

自由にぶっ飛んでいるラファワールド。

2022年の干支・トラは、ラファさんの手にかかればどんな楽しいオブジェになるか!

コレで一年が激的におもしろくなる予感がしませんか。

 

 

 

Tiny Knotsさん

 

イランの遊牧民族が手織りで作る素朴で美しいギャッベやキリム。

それらの織り柄は、動物や人や植物など、ホッコリ。

羊毛の風合いや温かさは、体感して初めて知る心地よさ。

ずっと優しく寄り添ってくれる一生ものの相棒となるでしょう。

 

作家在廊日:5日(水)

 

 

 

 

 

 

 

今日は戸出雅彦さんの蕎麦チョコをご紹介します。

 

戸出さんには2012年8月の企画展でお世話になって以来。

戸出さんの作品が大好き。

手の込んだ絵付けや細工が施された作品はスバラシイのですが、当然のことながら価格も高い。

テンで企画するのをずっと躊躇していたのですが、

今年は私もトシオンナ。

トラにはついついパッションがわき出てきてしまいます。

昨年、ダメ元で、失礼ながら戸出さんにご相談をもちかけました。

蕎麦チョコにトラの絵付けをしてほしいと。

しかも価格の交渉も。

戸出さん、トラを描かれたことがなく、検討させてほしいと即答はいただけなかったのですが、

その後、快くお引き受けくださったのです。

 

今回あがってきたトラの絵は、戸出さんならではの魅力。

ずっと観ていても飽きないばかりか、無意識にニヤけてしまうほど。

戸出さんにお願いしてよかった、戸出さんに感謝、

大満足の作品です。

 

 

 

2パターンあります。

 

 

 

こちらは、口縁の内側に帯状に、

呉須で細かく植物文様が描かれています。

余白にいくつか浮かぶ水玉のようなものは金彩。

11000yen

 

 

 

 

 

 

こちらは、内側に絵付けはなくシンプルな白。

余白にいくつか浮かぶ水玉のようなものは弁柄の赤。

6600yen

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前に戸出さんについて書いたコラムもご紹介しておきます。

 ↓↓↓

戸出さんのおじいさま・お父さまは、九谷焼の上絵師。
現在は戸出さんのお兄さまが継いでおられる。
小学生の時すでに陶芸家を志し、美大を出、会社員としてデザインの仕事を。
その後、金沢卯辰山工芸工房で陶芸専門員を経、独立。
お子さんが生まれてから絵本を見る機会が増え、そこから触発され、
伝統的な“九谷”然とした花鳥風月の絵ではなく、幼少期に家族の一員だったジョンという犬の絵を描いてみた。
自由で独特のファンタジーの戸出ワールドがそこから始まる。
戸出さんの奇想天外な絵の世界は、基本的な範疇からいえば九谷でありながら、
アウトサイダーアートをも彷彿とさせるアヴァンギャルドファンタジーが大きな魅力。
国内外で熱狂的なファンがおられるのも頷ける。
金彩で絵付けをしているところを見せていただきました。
細い面相筆で下書きなしでどんどん描き足されていく。
その細かい絵が細胞のようにどんどん増殖していく。

戸出さんは、表面を全て線で埋め尽くしたいと。
通常のやきものなら、造形後乾燥して削る→素焼き→釉掛け→本焼き。
戸出さんの作品は、そこから上絵を描く→焼きつける→上絵→焼く・・・が加わる。
何一つ同じ作品がないし、どこまで手を入れるのかと際限がない。
戸出さんは、これらのものづくりが楽しくて楽しくてたまらないのだとか。
とにかく好きなように思いのままものづくりをしている時が至福と。
“楽焼”が海外で“RAKU”と呼ばれるように、“色絵”が“IROE”と認知される日も近いか・・・。
現在、金沢21世紀美術館で陶土づくりのワークショップの講座を担当されています。
戸出さんが作家活動をされて以降、ずっと磁器に絵付けをしてこられましたが、
今回、そばちょこを作ってほしいと依頼したところ、珍しい陶器に挑まれました。
まずは金沢周辺の山の土を採取してきて、土づくりから始められ、テストピースをたくさん作って研究されました。
その土の素地に上絵付けをするというのがどんなふうになるのか新たな戸出作品が生まれようとしています。
戸出さん自身も、今後の土ものへの展開が楽しみだとおっしゃっていました。
7月中旬に伺った時点では、素地ができていて、絵付け前の作品を見せていただきました。
もう楽しみでしかたがありません。

 

 

 

 

 

そしてそして・・・

昨日の昼前にラファエルナバスさんのトラオブジェ到着。

すぐに梱包を解いて、とりあえず写真を撮りました(汗)。

ただいま、在庫が2点となりました。

気になっておられる方は、お早めに!

 

また、中島圭一郎さんの作品は完売しております。

ご了承くださいませ。

 

 

 

 

 

 

1月17日、

ギャラリーテンが千葉市から大網白里市に移転して10周年。

あっという間の怒涛の10年でした。

多くのお客様、作家さん、カフェやカルチャークラスでお世話になっているみなさん、友人たち、スタッフ、家族、・・・

みなさんに心から感謝申し上げます。

 

10周年を記念して、1月会期でお買いあげいただいた金額の10%のクーポンを発行いたします。

ぜひお得にお買い物をお楽しみくださいませ。

 

なお、下記の内容をご確認ください。

・つり銭は出ません。

・譲渡できません。ご本人のみの利用。

・クレジットカード、PayPayをご利用の場合は、5%となります。

・1月企画展作品、常設作品が対象で、食品は適用されません。

・1月会期中は何度でも発行いたします。

・online shopping(BASE)は対象外ですが、通販でのお買い上げには適用します。

・クーポンをご使用いただける有効期限は2022年4月末。

 

 

 

 

 

1月については、以下のとおりで営業いたします。

 

 

現在、コロナウイルスの感染者数が落ち着いてきたと思ったら、

また急増しつつあります。

カフェはお休みしています。

書・日本史・薬膳料理教室・英会話のカルチャークラスも休講します。

 

 

時短営業で12:00~16:00とします。

今回は、来店予約制はとらず、会期中、自由にご来店ください。

一時的に店内が密になる場合は、

ご入店人数を規制し、玄関のところでお待ちいただくこともあります。

 

 

◎ご来店になるお客様へのおねがい

 

マスクをご着用ください。

店の玄関に置いてあるジェルで手指を消毒してください。

店内でご覧になっている他のお客様とはなるべく距離を保ってください。

 

 

 

会期中、ご来店になれない方のため、

3日め以降、通販を承ります。

作品は少しずつ、このブログでご紹介いたします。

 

また、常設作品に関してはオンラインストアのページを設けております。

こちらも徐々に作品をアップしていっています。

併せて覗いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

暖かくしてお過ごしくださいね。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

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