大塚淳子(バッグ)・奥住陽介(鍛金)展 明日スタート! & 休日のいろいろ

 

 

 

こんにちは。

 

 

千葉では朝から何度となく小さな地震が続いていて不気味です。

 

 

 

あっという間に明日は3月。

新企画展がスタートします。

 

 

 

春本番。

きもちのよい季節にふさわしい、

軽快なバッグとキラリと光る金属のアクセサリなどを展開いたします。

 

 

 

3月1日(金)~14日(木)

12:00~16:00

 

 

大塚淳子×奥住陽介 展

 

 

大塚淳子さん

 

福岡で老舗のアンティークショップ”UNTIDY”を営む大塚さんのバッグ。

大塚さんの企画展はテンでは何度もお世話になっています。

軽くて丈夫なビニールシート地が、

大塚さんの手にかかればモダンでキュートなバッグになるのです。

いくつ持っていてもまたほしくなる魅力に毎回ヤラれてしまいます。

毎回、新しいタイプのバッグが登場。

 

 

 

奥住陽介さん

 

益子で鍛造の作品を生み出す奥住さん。

鉄や真鍮で作られた大きな造作や照明も存在感大ですが、

ちょっとリアルでちょっとカワイイブローチやカトラリーは、

テンションアップするアイテムとなるでしょう。

今回は、ユラユラ揺れるモビール作品も。

 

作家在廊日:1日(金)、14日(木)

 

 

 

 

 

初日については、今回は予約制をとりません。

当日の状況によって、整理券を配布したり、入店をお待ちいただくこともあります。

 

3日め以降、通販の受付をします。

 

 

 

 

 

 

 

休日のいろいろの記録です。

長くなりますので、ご興味あればお読みください。

 

 

 

16日(金)

 

 

千葉市美術館で14日から始まっている

荒井恵子さんの『和紙のフトコロ、墨のダイゴミ』展に行く。

 

 

 

墨をすって筆に含ませ和紙に描く。

その部分をハサミではなく水切りして和紙の繊維とともに小品となる。

障子に指で穴を空け、そこにその和紙を貼りつける。

今後会期中、いろんな人の手によって障子がモノトーンで彩られていきます。

 

 

 

 

福井の”岩野平三郎製紙所”にて和紙が漉かれていく動画も見られます。

数年前に私も同行させてもらったことがあり、

楮やミツマタなど、植物から和紙になるまでの気の遠くなるような工程。

 

 

 

運がよければ、荒井さんが描いているところも見られます♪

 

 

 

美術館の企画では、

鳥文斎栄之』の展覧会も見ごたえあり。

会場で私の前を横切った女性が、

ちょっと前に急逝した人にそっくりで涙が止まらなくなる。

 

 

 

 

前日の15日に、

2月展の作品の返品作業をし、

サイズが大きすぎて集荷に出せなかったため、

この日の16時~18時指定で別の宅配業者に集荷の予約をしていたので、

15時50分に大網の店に戻る。

紛失防止のため、いろんな鍵をジャラジャラと一つのキーホルダーで持ち歩いているのですが、

店の前で何度探しても鍵が見つからない。

頭がおかしくなったかと思ったが

よく見ると、店の鍵の先半分が折れていることに気がついた。

大家さんに電話をし、マスターキーをお借りし、開錠。

荷物を出した後、そのキーでスペアを作りに行く。

ステンレスの鍵が折れるとは・・・。

 

 

 

 

夜、なんとか確定申告(e-Tax)完了(汗)。

ほっ。

 

 

 

 

18日(日)

 

 

朝8時、電車に乗り東京駅へ。

久しぶりに新幹線で名古屋へ向かう。

 

 

 

名古屋にしばしば出張しているOさんから

いくつか美味しいお店をリサーチ。

この3日間で、Oさんおススメの7店中4店制覇!

 

まずは”Beef Junkie”さんでランチ。

 

 

 

地下鉄の壁に”名古屋市美術館”でガウディの展覧会のポスター発見!

つい最近、近代美術館でやっていたのを見逃して残念に思っていたので、

ラッキータイムリー。

雨の中、チケットを買うのに並んだが、観られてよかった。

その並んでいる時に、美術館から出てきた人が長年会っていない友人(しかも同姓)で、

「オモダさん!」と声を掛けたがスルーされた。

すぐに「今、名古屋にいるでしょ」とメールしたら彼女は京都にいた。

千葉と名古屋の美術館であまりにも似た知人を見、

カギが折れるハプニングが続いたので、ちょっと動揺してしまう。

 

 

 

 

 

近鉄で四日市へ。

長年ぶりに”BANKO MUSEUM”へ。

内田鋼一さんの娘さん・Fちゃんとしばし話す。

 

 

 

 

 

名古屋に戻り、少し時間があったので、

HASE”さんの山口一郎展を観に行く。

 

 

 

 

 

カボット”さんで晩ごはん。

 

 

 

 

 

 

 

19日(月)

 

 

 

ホテルで朝食をとり、

すぐに名古屋から伊勢へ移動。

レンタカーを借りて、まずはこの日泊まるホテルに荷物を預けに行く。

そこから松阪へ。

カルティベイト”さんでランチ。

 

キムホノさんの絵を眺めながら

お気に入りの作家さんたちの器で美味しいお料理をいただく。

 

 

 

↓シェフの山本さんからサービスの一品♪

 

 

 

 

 

 

食後、オーナーご夫妻とお話する。

併設のギャラリーではテンと共通の作家さんも少なくない。

今回、ラファエルナバスさんとの打ち合わせも予定していたが、

スペインからこの日の夜帰国することになり会えずじまい。

そんな話をしていたら、山本さんがこの翌日にラファさんのところに行くとのこと。

たくさん話したいことはあるが、お仕事のジャマをしてはいけないので名残惜しくも帰る。

 

 

 

車に乗り、鳥羽へ向かう。

ずっと前から気になっていた”海の博物館”へ。

舟の展示は圧巻。

内藤廣さんの建築物が好きなので空間も楽しむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンタカーを返し、””さんで晩ごはん。

カウンターで大将との会話と次々と出されるお料理を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほろ酔いだが、二見が浦行きの電車の本数が少ないので、

大急ぎで駅までダッシュし、無事にホテルにチェックイン。

 

 

 

 

20日(火)

 

 

伊勢湾が目の前のホテルから日の出が見たいと思い

高層階の部屋に泊まるも、濃い霧で観られず。

朝食前に、海岸を散歩し、夫婦岩の前でしばらくたたずむ。

今月あった辛いできごとの傷心を少し癒されたような気がする。

 

 

 

 

伊勢の街を車で走っていると

どのお家の玄関にも注連縄が掛かっている。

”蘇民将来子孫家門”や”笑門”の札。

もう10年以上前から、テンと自宅にはこの注連飾りを飾っています。

伊勢では年中飾られている。

 

 

 

 

9時頃、中田篤さんが車でホテル前まで迎えにきてくれる。

大安のこの日、お伊勢さん参りをしました。

この数日ずっと雨模様でしたが、

日がさしてきて潤った空気の中、

伊勢神宮の神聖なパワーがカラダにどんどん入ってくる。

なんとも気持ちがよく心が満たされていく感覚に。

 

 

 

外宮を巡り、内宮を巡る。

以前から中田さんとは不思議とウマが合う気がしていて

一緒にいると楽で気を使わない。

中田さんサル年生まれ、私トラ。

向かい干支でした。

お茶飲んだり、ごはんを食べたりしながら

いろいろ話をしましたが、

肝心の4月の企画展の打ち合わせらしきことを少しだけするにとどまる(苦笑)。

この数日後、”artspace563”での個展に合わせて中田さんとお子さんたちは台湾へ。

このオーナー・ヨーさんには、

何を隠そう、昨年11月に私と友人たちで台北に行った際に大変お世話になったのでした。

 

 

 

中田さんの奥さまYさんの植物店”ATO OTO”さんに連れていってもらう。

今年ココに移転したばかり。

元ガソリンスタンドだったところをリノベしたステキなお店でした。

 

 

 

 

最寄の駅まで送ってもらって中田さんとは解散。

近鉄の改札で引っかかる。

駅員さん曰く「昨夜、伊勢市駅で乗車したままの状態」と。

事情を話したところ、

夕食後、大急ぎで近鉄・JR共通の改札をタッチで入り、

二見が浦で改札がなかったのでそのままスルーしたことが原因とわかる。

JR二見が浦駅には自動改札がなく、降りる前に電車内で精算しなければならないらしい。

無賃乗車かと焦りながらも、昨夜の運賃を現金で払い、

私のスマホをリセットしてもらってなんとか名古屋までたどりつく(汗)。

 

 

 

3時頃、名古屋到着。

ペッテゴラ”さんで美しいパフェを。

 

 

 

晩ごはん予約の5時半まで時間がポンとあいた。

暑くてどこかに行くのもしんどいし、カフェに入ってもコーヒー飲んだばかりだし・・・。

目の前の大きな公園の日陰のベンチで1時間ほど読書。

 

 

 

 

そこから歩いて10分。

玄水”さんで晩ごはん。

終電前までには千葉に帰りたいので、1時間ほどだけ食事したいと告げる。

 

この店を教えてくれたOさんは、

いつもお蕎麦8枚食べると言う。

在来種の蕎麦が8種類あり、それらを食べ比べるらしい。

 

コースをいただくには時間が足らないので、

私も蕎麦の食べ比べをと思ったが、

やはり他の料理も食べたい。

いくつかお酒とともにいただきながら、

〆に蕎麦3種を次々にすする。

いや~、本当に美味しかった。

次に名古屋に行くことがあれば、じっくり味わいたい。

お料理だけでなく、気さくな大将、お店のしつらい、器など

良いお店でした。

 

 

 

 

 

福井、宮崎、徳島の蕎麦を食べた。

 

 

 

 

 

さて、この後、予定より早くJRに行くことができたが、

数日前に入れたアプリで早速新幹線を予約する。

改札でまたもや引っかかる。

出発時刻が迫っているので焦るが、どうしても通過できず、

駅員さんに尋ねたところ、東京発名古屋行きを予約しているので、やり直すよう言われる。

再度トライして改札を通ろうとするも、また引っかかる。

なぜかまたもや東京発を予約していた。

次に名古屋発を予約しようとしたが、重複がなんとかという表示が出て、

結局、窓口で並んでチケットを買い、予定より30分遅れの新幹線に乗った(汗)。

 

この日、11時前に無事帰宅した。

夫にその顛末を話す。

このテの失敗は私の日常茶飯事で起き、

夫はいつもアホすぎてむかつくと言う。

が、この日は、怒りを通り越して不憫だと言われた。

次の日、また何かをやらかした時は、さすが!と言われる。

失敗を繰り返しても、凹むことも反省することもない。

怒→憂→尊・・・と対応がグレードアップしていくことがおもしろいとさえ思う。

きっとアホは今後も続くでしょう(苦笑)。

 

 

 

 

22日(金)

 

 

 

保健所に食品衛生管理者の新しい証書を受け取りに行く。

あまりにお腹がすいたのですぐ近くにあった”へいきち”さんでラーメンを食べる。

思いのほか美味しく、また食べに行こう♪

 

 

 

 

 

23日(金)・24日(土)

 

 

5日、大好きなCさんが急逝した。

亡くなる数時間前には lineで会話していたのに。

ショックが大きすぎて、悲しいとか寂しいとかの感情とは違い

何かやりきれない辛さに打ちひしがれる。

23日はお通夜、24日は告別式で、私や親しかった数人で受付のお手伝いをしました。

 

Cさんは”愛”の人でした。

イチ主婦とは思えない大勢の参列の方々が彼女の人望の厚さを物語っていました。

いまだいなくなったことが信じられない。

ずっとモヤモヤしています。

関西人のCさん、空から「しっかりしーや!」とゲキを飛ばしているような気もします。

 

 

 

 

 

25日(日)

 

 

家でゴロゴロする。

アマプラで『グランド・ブダペスト・ホテル』を観る。

おもしろかった。

 

 

 

 

 

26日(月)

 

 

大塚さんから作品が届き、

開梱してカンタンにレイアウトする。

気になっていた『カラーパープル』、

急げば間に合う。

映画観てからまた店に戻り作業を続ける。

コレもよい映画でした。

 

 

 

 

 

27日(火)

 

 

カラフルな魔女』を観る。

溌溂とした角野栄子さん、

こんなふうに歳を重ねられたら幸せでしょうね。

 

 

 

千葉県立美術館で『アーツ・アンド・クラフツとデザイン』展を観る。

 

 

 

 

 

29日(木)

 

 

奥住さんが来て作品のディスプレイを一緒にする。

てか、「コレはココに、ソレはもう少し高く、アレはもっと手前に・・・」

などと背の高い奥住さんにいろいろやってもらう。

 

 

 

 

 

 

明日、みなさまのご来店をお待ちしております!

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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