山岸厚夫(漆)・井内素(陶)2人展 3日め

こんにちは。
暑いっ。
10月に入ってから、また暑くなってきました。(怒)
午前中、愛媛からおいでいただいた方が。
ありがたいことです。
さっき、カレーのごはんを急いで炊きました。(汗)
山岸厚夫(漆)・井内素(陶)二人展、3日め。
今日もお二人の作品を少しずつご紹介してまいります。
山岸厚夫さん。
今日は、私のお気に入りのシリーズをご紹介します。
シンプルな漆のお椀はいくつか持っているので、
ちょっと目先が変わったこのシリーズを使ってみたいと思っています。
大きさいろいろ。
全体的に、ガッシリとした厚みのある栃(トチ)の木地です。
栃は、ケヤキより比重が小さいので、
厚みがあるものを栃で作った方が手に持った時に、
重すぎないのです。


側面のツィード織のような色遣いがモダンでよい。



ところで、山岸さんのHPで、
漆を掻いている動画を発見!
 → http://www.urushi.com/mpeg1.mpg
山岸さんは、国産の漆や、中国の品質の高い漆だけを使っておられます。
漆を掻いて樹液を採取するのも容易ではありません。
映像からもわかりますが、ほんの少しずつの液を地道に集めるのですから。
一つの漆器ができるまでの道のりは長い・・・。
それらを、大切に毎日毎日使うということが、
自然への感謝にもつながるのだと思います。
井内素さん。
今日はポットと片口をご紹介します。
私は、昔からポットと片口フェチでして、
ギャラリー始める前は、
どこかの展覧会に行くと、
吸い寄せられるようにポットや片口を買い求めていました。
そのことは以前のコラムにも書きました。
今では、コレクションした急須やポットや片口たちは、
ギャラテンのカフェでたくさん使っています。
今年1月の感謝祭でも放出してどなたかのお宅に嫁にも行きました。
またもや、ほしいほしい病を引き起こさせるような
井内さんのポット。
この質感とカタチ。
いいです♪
これらは、茶こし穴がついていないので、
汁注ぎ、
抽出したお茶を渋くならないように注ぎ替えるのに、
花器に、
以前の企画展の食事会では、生ハム巻きグリッシーニをポットに挿して器に、
・・・
お茶を淹れるだけでなく、ポットもいろいろに使えますね。



片口もしかり。
いろんな用途で自由な気分で楽しめます。





・・・とまあ、こんな感じです。
明日あたり、山岸さんにリクエストした漆器がたくさん届く予定です。
これはまたご紹介いたしますね。
ギャラテンのトイレの壁、
やっぱりさびしいので、
自宅のトイレにずっとかかっていた絵を持ってきました。

崎長史さんの銅版画。
この絵の横にある鏡の前で、
ニコっと笑顔を作ってみてくださいね。

では。

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