耕木杜に行った

こんばんは。
夜になって急に風がビュービュー吹いてきました。
久しぶりの休み。
朝、夫を車で駅まで送り帰ってから朝ごはんをゆっくり食べ、
ワンコのフルとピッタリくっついて爆睡。
12時前に起きだし、昼ごはんをゆっくり食べた。
ボーっとしていたら1時半を過ぎていました。
急いで店に行き、カメラをとって、すぐ車に乗り込み、“耕木杜”のある茂原へ向かう。
何度も行ってるのでナビなしで行ってみようと勘で走っていたら迷ってしまった。(汗)
ナビを設定し、改めて向かう。
またまた時間のロスだ。(汗)
数日前、耕木杜のマネージャーMさんがギャラテンに来られ、
いろいろ話をしているうちに、
何かの拍子に「今、阿保さんが刻みをやっているので、工房に遊びにきてくださいね。」と言われた。
その翌日、阿保さんも来店され、「行っていいですか?」と言ったら快諾。
早速調子に乗って、今日お邪魔しました。

大きな作業場がふたつ

阿保昭則さんの刻みを見せてもらえるなんて、なかなかない。
阿保さん、私に気遣い、いろいろ説明してくださろうとするも、
大切なお仕事の邪魔をしてはいかんと「どうぞお構いなく。」と言いつつ、
最初は遠巻きに見せてもらっていたが、
だんだん近づいて手元なども覗かせてもらいました。(苦笑)
作業工程の動作・動線に無駄がなく、
慎重で機敏、美しい仕事ぶりである。





よく手入れされた道具


材が取りつく番地

複雑な継手。
他の材にもさまざまな継手や仕口の刻みが施されている。
これらの加工が理にかなったしなやかで強い骨組を構築する。



シャッシャッとカンナの切れる刃の音がする。

指矩(さしがね)で水平を見る



お弟子さんたちも懸命に刻む。

今日見た加工後の多くの材は、
近々いよいよ組みあがります♪
緊張感あふれる建前の現場、考えただけでテンションが上がります↑↑↑
また、年明けには、今年1月にハーバード大学で展示された茶室を再度組み、
今度は北欧での展示のために調整が行われるそうです。
「その茶室の骨組みの時にもおいで。」と言われたので、
また厚かましくいそいそとお邪魔したいと思います。
モノを作る過程を見るのは楽しい。
大工さんも陶芸家も料理家も映画監督も・・・・・
みなゼロから何かを作り上げる尊いプロセスだ。
おやすみなさい。
 

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