来月のフライヤー全く手つかず & おろし金の実験

こんばんは。
今日も暖かかったですね。
庭の植物たちがどんどん芽吹いてきています。
一気に花を咲かせたものもあります。
毎朝、何か花が咲いているか確かめるのが楽しみな時期です。
ヒュウガミズキ

スノードロップ

午後から小高善和さんのアトリエへ。
来月の企画展でお世話になるのですが、フライヤー撮影用の作品をいただきに行きました。
ってか、現在、原稿に全く手つかず状態。(汗)
ってか、今月の営業は明日からのあと4日間のみ。(汗汗)
明日か明後日までには原稿を仕上げなければならない。(汗汗汗)

今日は靴づくりのワークショップの日で、
生徒さん方が一生懸命作業をされていました。
自分で自分の靴が作れるなんてすばらしいことです。
初心者の人でも小高さんが手取り足取り丁寧に指導してくれ、
立派な自分のサイズにぴったりの自分だけのオリジナル靴が完成する。
ギャラテンスタッフHも小高さんに習って一足作り上げました。

さて、ランチでお世話になっているkiredoで、
畑と野菜料理の会”というイベントを毎月開催しています。
毎回、kiredoの畑で野菜を収穫し、プロの料理人を招いて野菜を使っての料理教室。
日曜の開催なので、私は一度も参加できずにいますが、
参加した知人・友人や栗田さんから話を聴いたりしています。
おもしろそうです。
で、先月の会では、ギャラテンでもお世話になっている料理研究家・林幸子さんが講師。
会の前に林さんから内容をチラっと伺っていましたが、
すりおろす器具によって食材が劇的に違ってしまうとのこと。
聴いただけでおもしろそうだと興味津々でした。
先日来店されたTさん、その会に参加され、感動してすぐさま銅のおろし金を買われたと。
Tさんから、そのおろし金の魅力が語られ、いまや毎日何かをすりおろして食べているのだそうです。(笑)
そんなことを知って私も買ってためしたくなり、早速注文して届きました。
奇しくも私が以前住んでいた近所にその工房“大矢製作所”がありました。
手にずっしり重いです。
鋭く目立てされた刃は、表は目が粗く、裏は眼が細かい。
長く使っておろしづらくなったら、また目立てをしてもらえるそうです。
この銅のおろし金は見た目や手に持った感じだけで感動するのはまだ早いのです。


実際に3種類のおろし器で摺り比べてみました。
ウチで長年使っているセラミックのもの。
これで大根おろしを摺るのはかなり疲れます。
今まで左右の手で交互に必死で摺っていました。
少しの量でも結構な重労働でした。

水分が結構出る。
大根が辛い。(今まではコレが当たり前だと思っていたが、比べてみてわかった。)

こちらはプラスティック製。
セラミックの後にやってみるとウソみたいに楽におろせる。(驚)

水分がちょっと出ている。
甘い。
汁も甘い。

銅のおろし金を使ってみる。
シャリシャリ楽におろせる。
刃が鋭いので手を摺りそうでちょっと怖い。(汗)

水分が一番少ない。
甘くて食感がよい。(≒繊維が残っている)
汁も甘い。

リンゴでもすりおろし比べてみた。



大根の時と同様、違いがよくわかりました。
味だけのことを言えば、プラスティックと銅はどちらも美味しい。
ただ銅の方がシャリシャリしている。

・・・とまあ、今まであのセラミック製のものを使って、
しんどい想いをして不味いものを食べていたということにガッカリ。
どんなによい食材をもってしても、適切なよい道具や方法によって良し悪しが出てくる。
やはり“知る”ことは大切である。
kiredoの料理教室で林さんがどんなことをされるのか楽しみでしたが、
料理の“基本のキ”以前の大切なポイントのレクチャーをされるとは、
さすが林大先生である。尊敬!
以前、テンのイベントでも『出汁の会』をやりましたが、
この会も目からウロコが落ちるようなおもしろい講座でした。
その模様はコチラ→
“カタチから入る”
コレ、私の大好きなパターンです。
まあ、私の場合、カタチだけで終わってしまうことも多いのですが、
どんなジャンルでも、奥を掘り下げていくと、やはりそこにはカタチ(道具)が重要になってきますね。
明日からまた営業再開です。
今企画“Couleur”展、
今井一美(陶)・續山茂樹(版画)・TIGRE BROCANTE(服)3人展は残すところあと4日間です。
どうぞお見逃しなく!
また22日(日)のkiredo kitchenのランチのご予約はお早めにどうぞ。
徐々に人数が増えてきています。
おやすみなさい。
 

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