大阪~京都~兵庫の旅

こんばんは。
2日続けてブログの更新をパスし、
数人から「大丈夫?」という心配のメールをいただきました。
安心してください。生きてます!
火曜の朝から出張という名目にて関西に行っており、
夜な夜な遅くに帰宅したためブログが更新できませんでした。(苦笑)
ご心配くださったみなさん、ありがとうございます。
この3日間、体力が続くかぎりアチコチに行ってきました。
まずは火曜。
土気駅発の羽田行リムジンバスに乗ったはよいけれど、
渋滞で最寄の高速ICまでいつもの3倍ほど時間がかかった。
予約していた飛行機、絶対に間に合わないと諦めていましたが、
高速に乗った瞬間からバスの運転手さんの猛ダッシュにより、
出発時間25分前に羽田到着。(汗)
LLCなら完璧にアウトでした(以前にチェックインできず成田で足止めを喰らった経験あり)が、
ANAのネット予約でスキップサービスで直で保安検査場に行かれたのでなんとか間に合った。(汗)
無事、伊丹空港に着き、その足でレンタカーに乗り込む。
先週金曜の『楽々日本史の会』で出てきた平等院に行ってみようと宇治へ。
伊丹から宇治へ45分で到着。意外に近い。
先に昼ごはんを食べに参道を逆行する。
いよいよ初平等院。
鳳凰堂内の阿弥陀如来坐像や雲中供養菩薩像、
つい数日前にレジュメの写真で見たものの実物を眼の前にして大感動!
マジマジと舐めるように観ました。



そして! 初御朱印。
初御朱印帳が平等院のものなら大満足である。
今後いろんなお寺を巡って御朱印を集めよう♪
目の前でサラサラと書いていただく。



ふと気がついたら、ものすごく時間が経っていた。(汗)
第一目的の仕事。
来月の企画展でお世話になる漆作家の落合芝地さんと約束していた時間を大幅に遅れて
琵琶湖の西にある近江舞子のアトリエに到着。
って、その前に近辺でまたまた迷ってしまい、迎えに来てもらった。(汗)
近江舞子に着く直前に急に雨が降り出して、あっという間に雨が上がった。
落合さんの先導する車の後ろで蛇行する山道を走っている時、
大きくて太い虹の根元が間近に見えた。
ちょっとテンションが上がって、写真に収めたかったが、
落合さんの車に置いて行かれると困るので脳裏に焼き付ける。(苦笑)
そして来月の企画展の搬入まであと2週間ほどというギリギリの打ち合わせ。(汗)
そして暗くなるまでに下山(?)しなければまた迷うと思い、
小一時間ほど話をして失礼する。

写真の空は明るいけど、結構暗くなっていて焦る。(汗)

琵琶湖の美しい景色を堪能したかったが、暗くなってしまった。(汗)

実は6時半に呑み会の約束をしていた。
全然間に合いそうになく、かなり遅れて到着。(汗)
高1の時以来ウン十年ぶりに会う中学時代のMとその娘ちゃん、
中高同級生のT、
高校同級生のUと、
同級生Cちゃんのお店“コンテンタ”で呑む。
すっかり忘れ去られた大昔のいろんな話が蘇ってきて盛り上がる。
以前のブログでも書いたことのある詐欺を追跡したのは、そのMと私の二人でありました。(苦笑)
深夜まで飲んでしゃべって騒ぐ。
実家に帰宅。
日付が変わる前でブログ書けず。

水曜。
がんばって朝起きる。
朝からすき焼きを食べる。
電車で神戸に向かう途中、
ホキ美術館の博子さんからメール。
「日帰りで神戸出張、新幹線で向かっています。何かよいランチのお店があったら教えて!」という内容。
あいにく神戸情報はほとんどないけれど、ちょうど私も神戸に向かっていると返信。
神戸で合流することに決定♫
まずは、私の仕事を先に。
4月の企画展でお世話になる染色の長井さおりさんと
兵庫県立美術館のカフェで待ち合わせ。
長井さんの地元・垂水か、梅田に来てもらうかと相談していたが、
ちょうどモランディの展覧会をやっていることを知り、その美術館に集合。
さおりさんは沖縄芸大で染色を学び、紅型で魅力的な作品を作っています。
その4月では、陶の増田良平さんと張子の豊永盛人さんとの3人展。
絶対おもしろくなるにちがいない!
テーマもユニークです。お楽しみに!

兵庫県美は安藤忠雄さんの建築。
駅から乗ったタクシーのおっちゃんが、
「あの建物は600億かかってるんですわぁ。」と言っていた。



カフェでの打ち合わせが終わった時間の少し前に、
博子さんが到着して既に展覧会を鑑賞中とのことで、
私もいそいそと鑑賞する。
モランディの作品集は持っているが実物を観るのは初めて。
何ともいえない凛としたイメージが漂う。
今回の図録もゲット。

常設の谷中安規展の膨大な数の版画も見る。
いや~、モランディよりよかった!
とてもおもしろかったです。

美術館ロビーで博子さんと合流。
タクシーで“Gallery4”へ向かう。
以前ギャラテンの企画展でもお世話になった横道佑器さんの個展。
佑器さんと佑器さんのお母さんと私は高校の同窓生でもあります。

佑器さんの独創的な編みぐるみ、
すごい作品力だと改めて感心する。
在廊の佑器さんにも会えてよかった。

ギャラリーの入っているビルの1階で博子さんとランチ
元英国銀行だった趣のある建物と内部。
タクシーに乗って、今度はポートアイランドへ。
小磯良平記念館”で野田弘志展。
ホキ美術館でもたくさん展示されている野田さんの個展。
いくつかのコレクションから集められた展です。
野田さんは芸大の小磯良平さんの教え子だそう。
ホキ美術館館長直々に
作品や野田さんの人となりなどを解説してもらいながらの贅沢な鑑賞。
博子さんは、野田さんの写実になる前のたった1点の作品が観たいがために
今回神戸に来られたとのこと。スゴい。

博子さんは新幹線に乗ってまた千葉へ。
私は梅田阪急百貨店へ。
昨日始まった『こっとう男子』イベントに、
友人・小野さんの“gallery takamine”が出展。
千葉からの搬入、会期中、大阪滞在の小野さん、大変そうでした。
他の出展者“そうげんブロカント”の小泉さんとも話をしました。


夕方、友人Sとイベント会場で待ち合わせをし、
お茶をしながら弾丸のようにおしゃべり。
Sの仕事に向き合う姿勢に触発される。
夜は予定があったので帰ろうと阪急の外に出たら、
ウィンドウディスプレイに釘づけ!

大好きな大好きな三沢光晴、
いやいや、
大好きな大好きな三沢厚彦さんの木彫が・・・♡♡♡
一気に癒される。



ずーっと観ていたかったが早く帰らねば。
阪急梅田駅の改札を入ったらものすごい人だかり。
宝塚線が人身事故で止まっていた。(汗)
6時半に店の予約をしていたが、間に合わない。(汗)
神戸線で西宮北口に行き、今津線で宝塚に行き、宝塚線の上りで豊中には行かれるが、
ものすごく時間を要する。
一か八か梅田で宝塚線が動くのを待つ。
結局7時前に最初の電車が再開。
いつからぶりか、ギュウギュウ詰の満員電車に乗った。
豊中駅から母とタクシーで“くおん”さんへ。
ようやく晩ごはんにありつけた。(汗)
くおんさんでは現代作家の器で美味しいお料理が食べられる。
なんと、くおんの店主・平田さんと、骨董のイベントに出ていた“そうげん”の小泉さん、
学生時代からのお友達だそう。
世間は狭い・・・。
遅い時間にお腹いっぱい食べてしまった。(汗)
もうすぐ80歳になろうという母はごはんをおかわりした。(苦笑)










そして、今日。
午前中、梅田駅前にある画廊“4匹の猫”へ。
高校の同級生Nちゃんの画廊だ。
次々と打ち合わせが入って忙しそうでしたが、
ちょこっと話をして失礼する。

阪急の元上司・Kさんとランチをしました。
私は婦人服の部署だったので直属の上司ではなかったのですが、
今ギャラリー業をやっているにあたり同じ分野となり、交流させていただいています。
Kさんは、奈良の”くるみの木”さんや、坂田和實さん、赤木明登さん、中村好文さん、内田鋼一さん、・・・など、
今をときめく工芸作家などのイベントを仕切っておられる重鎮。
私は結婚と同時に退社したのですが、その15年後、目白の“mon Sakata”さんでKさんと劇的な再開を果たしました。
また阪急の方とつながりができるとは思いもしませんでした。
ランチの後、イベント会場に行き、小野さんや小泉さんをKさんにご紹介し、
会場横のカフェでお茶をしながらいろいろ話をしました。
春は、海外の布のイベントや、民藝のイベントが予定されているようです。
今日はいろいろ興味深いお話が伺えました。

その後、同期のYが休憩時間に会いに来てくれました。
はたと気がついたら結構な時間。
4時の飛行機に乗らなければならず、大急ぎで帰宅。
大急ぎで空港に行き、大急ぎでチェックインしてあっという間に搭乗。
羽田から土気行きのリムジンバス乗り場に行ったら、
友人Sさんのご主人が福岡出張帰りで並んでいました。(驚)
話は逆行しますが、
月曜の夜、大網で毎年あるという“どんど焼き”という行事に、
お客さまのAさんに連れて行ってもらいました。
その行事は昨年初めて知ったのですが、
年末から飾った注連飾りを焚くというもの。
私は初詣に行った時にその前の年の注連縄を焚くものだと思っていました。
竹でやぐらのように組んだものを燃やし、
そこに注連縄などを放りこみ焚く。
また長ーい竹の先に紅白のお餅をいくつか挿して、
火の中に竹の先を入れて焼く。
焼けたら先の50センチほどだけ切って、持ち帰る。
そのお餅を食べると無病息災のご利益があるということです。
火は不思議な力を持っています。
心が洗われる思いがしました。


明日は『薬膳料理教室の会』。
今日、土気に着いて、明日の会の食材の買い出しに行ってきました。
早起きせねば・・・。
わっ。日付変わってる!(汗)
長々とここまで読んでいただき、ありがとうございます。
おやすみなさい。
 

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