『生きとし生けるもの 4』展 5日め! & Tiny knotsの部族絨毯 & 本日Tinyの神戸智恵子さん在廊! & 期間限定『スペアリブと冬野菜の薬膳カレー』 & 本日『大人の書の会』 & 明日『おばんざいランチ』

 

こんにちは。

 

 

今日は朝から日が差して暖かいですね。

明日から寒波が来るそうです。

みなさん、体調管理には十分お気を付けください。

 

寒さはどんどん厳しくなってきますが、

日の長さは徐々に長くなってきました。

春はいつ来るのでしょう・・・。

 

 

 

 

 

今月の企画『生きとし生けるもの 4』展、5日め!

この世界に生きる動物、植物、人間、架空の生物などをモチーフにした展覧会シリーズ。

 

キダサトコさんは、福島出身・福島在住。

幼い子供がのびのびと描いたような動物の絵付けが楽しすぎる陶の器。

思わず「カワイイ♡」と笑顔になってしまいます。

 

Tiny knotsは、神戸智恵子さんセレクトのギャッベやキリムの織物を。

イランの遊牧民・カシュガイ族によるギャッベやキリムは、

祈りや願いが込められた素朴な人や動物や木々がひとつひとつ織られています。

暖かなラグや座布団、一度使ったら離せなくなるアイテムです。

10日(火)・11日(水)に在廊予定です。

 

平島鉄也さんは、埼玉出身・埼玉春日部市在住。

鉄や真鍮を型で鋳造し、緻密な造形とユニークな動きをもつ動物や架空の生き物。

リアルなのにどこか遊び心があるオブジェやアクセサリ。

 

福田十糸子さんは、大阪出身・大阪市在住。

張り子で作られているなんとも艶めかしいヒト・ヒト・ヒト。

強烈な魅力を放つ人のオブジェに心をわしづかみにされます。

 

横道佑器さんは、大阪出身・大阪豊中市在住。

かぎ針で一目一目編み込んでいく生き物たち。

カタチ、毛糸選び、色遣い、仕組み、・・・ディテールの妙が光るあみぐるみパペット。

 

ラファエルナバスさんは、スペイン出身・愛知常滑市在住。

自由で奇抜で底抜けの明るさのあるラファエルワールドさく裂!

2017年の干支・トリのオブジェやカップなどを展開。

 

 

今日と明日は、Tiny knotsの神戸智恵子さんが在廊されます。

ギャッベやキリムのみならず、イランの文化や羊毛などの知識も豊富な神戸さん、

ぜひいろいろ質問してみてくださいね。

 

 

・・・で、今日は今回のTiny knotsから出展されているものの中で、

私の一番のお気に入りの作品をご紹介します。

 

ギャラテン和室に敷いているコレです。

ペルシャ家庭織り絨毯(マハリ絨毯)です。

50年以上前に織られたものです。

何とも言えない織り柄のモチーフや構図がおもしろいです。

 

 

 

以下、神戸さんにこの絨毯についての解説をしていただいた内容です。

 

7000年も昔から栄えていたといわれるイラン北東部の町・ダムガーンで、

1960年代に織られた絨毯です。

 

ササン朝ペルシャの頃にはゾロアスター教が、その後はイスラム今日に転じましたが、

それ以前は多神教も広く信じられ、こちらの絨毯にもその名残が見て取れます。

 

カスピ海にも近いこの地域は比較的穏やかな気候で緑も多く、

四季折々の植物が育ち、草木染の材料には事欠かない地域。

赤やブルーを多用し、その染料はそのほとんどが草木染めです。

 

今は経年変化で和らいだ色合いになっていますが、

パイル地をかき分けてみれば、

織られた当初は茜やインディゴの染料が鮮やかな色合いを作り出していたことを伺い知ることができます。

 

また、描かれているのは、葉や蔦性の植物や花、動物が多いのですが、

そのデフォルメされたそれぞれのモチーフは巧みに姿を変えて一つの文様のようになっていて、

それを”ウォーリーを探せ”やディズニーホテルの隠れミッキーのような感覚で

一つ一つ読み解くのも楽しそうです。

 

特にこちらの絨毯には鹿や狼のような動物に加え、亀のモチーフがあってなかなか珍しいのですが、

亀は水と陸を行き来できることから、さまざまな恵みや運を連れてきてくれるものと考えられています。

 

これもはるか昔の多神教の名残と豊かな自然が産み出した表現なのでしょう。

 

ぜひ眺めて触って楽しんでいただければと思います。

 

230センチ×148センチ

190000yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月の月替わり期間限定カレーランチは、

『スペアリブと冬野菜の薬膳カレー』です。

1月6日(金)~15日(日)(ただし11日(水)はおばんざいランチのためカレーは休み)

月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』の講師・田村直美さんによるカレーです。

暴飲暴食の年末年始の方も少なくないことでしょう。

体の疲労を和らげ滋養効果があるスペアリブ。

空気が乾燥するこの時季、肺を潤す白い根菜・大根や蓮根。

身体を温める香辛料を加え、豚肉と根菜の相乗効果たっぷりの薬膳カレーです。

白ゴマをトッピングし、柚子を搾っていただきます。

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

 

 

 

明日は月イチ『おばんざいランチ』です。

(この日はカレーランチをお休みします。)

こちらは予約制です。

まだお席をご用意できますので、ご希望の方はお電話かメールにてご連絡願います。

 

 

 

 

 

 

そして、現在、月イチカルチャー『大人の書の会』の真っただ中です。

興味深いかなの成り立ちなどのお話を交えて、

一般の書道教室とは一味も二味も違う大人っぽく品のある文字を習います。

 

 

 

左は毎月少しずつ練習をする課題の千字文。

右はそれらの文字の筆遣いを表した骨法。

このお手本の上に半紙を置いて書き写すだけでも勉強になります。

しかも上手くなった気分も味わえます♪

こうして模写することから練習していきます。

今月は14日(土)のクラスもありますので、やってみようかなと思われる方、ぜひご参加ください。

予約制ですので、こちらもご連絡願います。

 

 

 

 

 

室内はポカポカして眠くなってきます。

いやいや、今日も気を引き締めて営業いたしますので、

ぜひいらしてくださいませ。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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