『生きとし生けるもの 4』展 10日め! & Tiny knotsのキリム & 『スペアリブと冬野菜の薬膳カレー』最終日! 

 

こんにちは。

 

 

今朝はさらに冷え込みましたね。

朝が苦手(夜も苦手ですが)。

何度も小分けにアラームを鳴らしては止めを繰り返し、

さすがに起きなければ間に合わないという段になり、

いつ布団から出ようかと天井をずーっと見上げてタイミングを見計らいつつ、

なかなか起き上がれない毎日です。(苦笑)

 

 

 

 

 

今月の企画『生きとし生けるもの 4』展、10日め!

この世界に生きる動物、植物、人間、架空の生物などをモチーフにした展覧会シリーズ。

 

キダサトコさんは、福島出身・福島いわき市在住。

幼い子供がのびのびと描いたような動物の絵付けが楽しすぎる陶の器。

思わず「カワイイ♡」と笑顔になってしまいます。

 

Tiny knotsは、神戸智恵子さんセレクトのギャッベやキリムの織物を。

イランの遊牧民・カシュガイ族によるギャッベやキリムは、

祈りや願いが込められた素朴な人や動物や木々がひとつひとつ織られています。

暖かなラグや座布団、一度使ったら離せなくなるアイテムです。

 

平島鉄也さんは、埼玉出身・埼玉春日部市在住。

鉄や真鍮を型で鋳造し、緻密な造形とユニークな動きをもつ動物や架空の生き物。

リアルなのにどこか遊び心があるオブジェやアクセサリ。

 

福田十糸子さんは、大阪出身・大阪市在住。

張り子で作られているなんとも艶めかしいヒト・ヒト・ヒト。

強烈な魅力を放つ人のオブジェに心をわしづかみにされます。

 

横道佑器さんは、大阪出身・大阪豊中市在住。

かぎ針で一目一目編み込んでいく生き物たち。

カタチ、毛糸選び、色遣い、仕組み、・・・ディテールの妙が光るあみぐるみパペット。

 

ラファエルナバスさんは、スペイン出身・愛知常滑市在住。

自由で奇抜で底抜けの明るさのあるラファエルワールドさく裂!

2017年の干支・トリのオブジェやカップなどを展開。

 

 

今日はTiny knotsのキリムをご紹介します。

今回出展のキリムはほとんどがグーチャンというイランの北東部の町のもの。

 

空気を含んだような気軽さを持ったコーヒーを入れる麻袋のような手触りですが、

もちろん羊毛で織られたものです。

羊毛は品種や環境、そして刈り取る時期と部位で全く異なった質感を持ちます。

おそらく背中あたりの毛を多く含んだ糸で織ったものでしょう。

背中の毛は身を守るために花托ゴワっとしており、通気性がよいところが特徴。

丈夫な背中の毛は、床に敷いたり壁にかけるだけではなく、

ものを包んで持ち運びをしたり、馬の鞍がわりなどにもなるキリムにぴったり。

一方で、絨毯や衣類などは首回りや肩辺りの毛をよく使います。

 

床に敷く以外にもタペストリーのように壁に飾ったり、

家具やソファの上にさりげなく掛けるなど、

装飾品としてもお楽しみいただけます。

 

 

 

 

 

自然からの贈り物である羊。

一緒に暮らす人間たちはその恵みを無駄なく使い切ることで、

彼らに感謝の意を表します。

 

グーチャンのキリムは胡桃の皮などで染めたシンプルな平織り地に

色とりどりの糸でモチーフを入れ込むのが特徴。

平織り地にやや太い色糸を刺して、モチーフを形作っていく技法を用いています。

この刺繍のように別糸を織り込んでいく方法を”ジジム織り”と呼びます。

 

ヤギ、シカ、星、ヘビ、鳥、蝶々・・・

織った後から自由に模様を入れられる気軽さからなのか、

生真面目さや近視眼的な緻密さよりもおおらかで明るい雰囲気が感じられるのは

イラン北部の温厚な気候の下に暮らしているからなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリム地のクッションカバーもご覧くださいね。

 

 

 

 

 

今月の月替わり期間限定カレーランチは、

『スペアリブと冬野菜の薬膳カレー』です。

1月6日(金)~15日(日)

今日が最終日です!

月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』の講師・田村直美さんによるカレーです。

暴飲暴食の年末年始の方も少なくないことでしょう。

体の疲労を和らげ滋養効果があるスペアリブ。

空気が乾燥するこの時季、肺を潤す白い根菜・大根や蓮根。

身体を温める香辛料を加え、豚肉と根菜の相乗効果たっぷりの薬膳カレーです。

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

 

 

 

 

 

 

 

明日から19日(木)はお休みをいただきます。

次の営業は20日(金)です。

 

1年で最も寒い時季、

体調管理には十分お気を付けくださいませ。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

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