方向音痴

 
こんばんは。

午後から店に来て少し作業をしました。

ブログを書こうとPCの前に座りましたが、
何もネタが思い浮かびません。

でも、毎日書こうと決めているので、
なんとか無理矢理ネタを考えました。

方向音痴についてちょっと・・・。

私は極度の方向音痴です。

私はよく車の運転をしますが、
カーナビがなければどこにも行かれません。
逆に、カーナビさえあればどこにでも行くことができると思います。

ただでさえ道が覚えられないし方向感覚が劣っているのに
カーナビの言われるがまま走るので、
いつまでたっても道を覚えられません。

千葉に引っ越して来た当初、
夫を家から駅まで車で送った帰り、
どこをどう間違えたらそうなるのかいまだに不明ですが、
どこかの高速道路に乗ってしまったことがあります。

友人の荒井恵子さんと庭園美術館に行こうと車で行った時は、
首都高の天現寺インターを降りて、
グルグルと美術館を探しているうちに、
またナチュラルに首都高に乗ってしまったこともあります。
ちなみに彼女も極度の方向音痴だ。

浪人生の時は、
ここでは言えない理由(!)で
自転車で郵便局に不在通知の入っていた郵便物をとりに行った時は、
迷いに迷って午前10時に家を出て午後4時過ぎに帰り着いたこともあります。
その間、大きなスクランブル交差点のど真ん中で立ち往生したのですが、
そのシチュエーションの夢を2年に1度くらいみます。
自転車で20分くらいの場所が目的地だったのですが・・・。

会社員の時は、
出張で何度も行っている場所に後輩を連れて行くという場面で、
迷いまくって、得も言われぬ空気になったことがあります。

一昨年の11月3日、
ホキ美術館がオープンした日。
この日、助っ人として、
着なれないスーツとハイヒールを履いて、
チケットのモギリの仕事をしました。
いったいどれだけ人が来るのかと思うほど、
膨大な数の来館者でした。(たぶん3000人くらい?)
数時間後、足が棒になって歩けない状況になっていたのですが、
休憩をとってくださいと言われ、
休憩室に行くのに、あのシンプルな動線の館内で迷った。
足が痛くてロボットみたいな歩き方になりながらウロウロ。
スタッフのIDカードを即座にポケットにしまいました。
来館者からトイレや展示室などの行き方を尋ねられたら困るからだ。
なんとか休憩室にたどりつきましたが、休憩時間が残りわずか。
閉館後、一歩も歩けなくなり、
夫に車で迎えにきてもらったという思い出もある。

ギャンブラーな性格のため、
たまに自分の勘に賭けてみようと思う。
ジャングルブックに出てくるバターになったトラかっ!
というほど、同じ場所を何度も何度も通るという失態も少なくありません。

10年以上前だったか、
テレビでテーマが“方向音痴”だったバラエティ番組を観たことがあります。

番組では一つの実験が行われました。

大きな50センチ四方ほどのアクリルの透明な箱と
いろんな形の積木がテーブルに置かれたセットがふたつ。

ひとつのテーブルには、方向音痴の人。
もうひとつには、方向感覚のある人。

この双方が、アクリルのハコになるべくたくさんの積木を詰めるという実験。

実験結果。
詰められなかった積木の数: 前者>後者 でした。

方向感覚の優れている人は、
アクリルの箱に上手に積木を組み合わせて入れることができました。

つまり、方向音痴の人は、
空間でモノをとらえることが苦手なのだという結論でした。

私が勝手に腑に落ちたのは、
「そうか、だからモノを片づけるのが苦手なんだ」ということ。

番組の主旨は片づけられない人の実験ではなく、
方向音痴の人の実験だったのですが・・・。

方向音痴の人 ≠ 片づけられない人
だと思います。

が、 方向音痴の人 & 片づけられない人
って多いのではないかと納得がいくのですが、
いかがなものでしょうか。

では。

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