こんばんは。
突然ですが、お酒は好きですか?
子供のころ、父が飲んでいるビールや、元旦のお屠蘇をちょっと舐めてみただけで、
オエーとなるほど不味いものだったのに、
いったい、いつから美味しいと思うようになったのでしょう。
私は、大学卒業後の会社員時代の20代、バカほど呑んでいました。
若気と酒気の至りともいえる失敗談はかなりあります。
もちろん、言いませんし、言えません。
給料の7割は服、あとの3割は呑み代に消えていました。
今は、あくまで嗜む程度にいただきます。はい。
私の場合、
食事の最初は、ビールとかシャンパンとかのアワものが飲みたいですね。
でも、ずっとビールはお腹がタポタポになるので、
2杯めか3杯めからは、違うモノを飲みます。
作家の松浦香織さん(先月のバッジ展でお世話になった)は、
あんなに痩せていて、見た目がお人形のようにかわいらしい容姿なのに、
生ビールをジョッキで何杯も飲みます。
吉本の芸人・椿鬼奴さんも、延々ビールだけ何杯も飲むらしい。
彼女が前にテレビでこう言っていました。
「30代のある日、ビールを飲んでいたら、突然パカっと喉の口が開いたんです。
その時、ビールの醍醐味はノドゴシで、こんなに美味しいものかと、
以降、いくらでもビールを飲み続けることができるようになりました。」と。
私は、まだ、パカっと開いていないな
。
キリンのノンアルコールビール“FREE”。
ここ数年でいったいどれだけ飲んだでしょう。
車の運転をすることが多いし、
食事の時に、なにか甘くない炭酸が飲みたい。
そんなわけで、かなり呑んでいます。
先月の1日、mon Sakata展の初日の閉店後。
デザイナーの坂田敏子さんと、ご主人の和實さんと3人で、
ウチの近所の広島お好み焼きの“まつ井”さんで食事しました。
和實さんがお車を運転して帰られるとのことだったので、
敏子さんに「敏子さんは、呑んでくださいよ。」と言ったら、
「いやー、私だけ呑むのは申し訳ないわよねぇ。」と。
敏子さん、その数秒後に、広島の地酒を注文。
和實さんも私もコケました。(笑)
それで、「私たちは、ノンアルコールのビールでも飲みましょうか。」と言ったら、
和實さんは今まで飲んだことがないとのこと。
人生初のノンアルコールビール。
「へ~、おいしいねぇ。」という感想でした。
よかった。
ん?
下戸の人が、あえてノンアルコールビールを飲むことって多いのでしょうか。
アルコールゼロでも、ビールの味がそもそもダメなのでしょうか。
ちょっと統計とってみたいなぁ。
3月に行った沖縄のある日の午後3時ごろ、
作家の宮良耕史郎さんと喫茶店に入りました。
コウシロウさんは迷わず「ビール飲みましょう」と言ったので、
私も迷わず飲みました。
“オリオンビール”、
薄いというか私にはちょっと物足りない味でした。
イチイチ尋ねませんでしたが、
沖縄は昼間っからみんな呑むんだなぁと思いました。
10年くらい前だったか、
埼玉の大宮方面に向かう電車の中から
「おっ!」と思える看板が眼に飛び込んできました。
その看板には、
うろ覚えですが、
“呑むは時間のムダ、呑まぬは人生のムダ”
というようなことが書かれていました。
なるほどねぇと、妙に一人ウンウンと納得した瞬間でした。
もちろん、その看板は、居酒屋のものでした。
なかなかよい販促看板だなぁ。
“作家の器を使うのはお金のムダ、使わないのは人生のムダ”
ウチも、そういう看板出してみようか・・・。
ウチの近所で親しい関西人のNさんは、お酒は一滴も飲めない下戸さん。
「お酒飲めないなんて、かわいそう。損した気分でしょ。」と言ったら、
「私がお酒のめたら、もっとテンション高なるで。飲まんでも十分やわ。」と。
たしかに、いつ会っても元気百倍な人なのです。
“酒は飲んでも飲まれるな”
昔の私に言ってやりたい。
とりとめのない内容でした。
おやすみなさい。
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