“にじゆら”ディスプレイ完了! & 永平寺に学ぶ食の作法

こんばんは。

今朝、目を覚ましたら、
私が寝ている視線の先に何か見えました。

和室の畳と20センチほど上がった押入れの床との間。
その障子の外側の窓に、ヤモリが貼りついている。
夫が直射日光が入らないよう、
どうやって外壁に取り付けたのかわからない幅の狭い簾と
窓ガラスの間に入っていました。
一年に一度くらい、
この障子越しにヤモリの影を見る。
この子も暑がりなのだろう・・・。
家を守ってくれて、ありがとう。

テレビによると、
今日は日本海側はフェーン現象で猛暑らしい。
千葉は肌寒いくらいで快適だ。
昨日、北陸から帰ってきていてよかった。(微笑)

午後3時くらいまで、家でウダウダし、
作業があるので、店に来ました。

明後日から、WALL企画“にじゆら”の手ぬぐい展が始まります。

明日は埼玉に出張なので、
何がなんでも今日中にレイアウトをやらなければいけません。
がんばりました。
そして、完了♪

金曜から、安藤雅信(陶)個展も引き続き開催しています。
にじゆらの手ぬぐいとともにお楽しみください。

そして・・・。

一昨日、買ったDVD“永平寺に学ぶ食の作法”を今朝観ました。

中学生の時、
「エイサイ(栄西)はリンザイシュウ(臨済宗)、
 ドウゲン(道元)はソウトウシュウ(曹洞宗)」
と、内容もわからず丸暗記した覚えがある。

今回、ホンモノの永平寺に行って、
かなり刺激を受けて帰ってきました。

道元禅師は、
“食”を重要な修業ととらえ、
食事を作ること、食べることを
真剣に行うことが仏道を求める心だと説きました。

食の作法は、
命を見つめなおす形であり、
人の中に思いやりや愛情を育む心であると。

食を司る僧のことを“典座(てんぞ)”ということを初めて知りました。

鎌倉にあるごはんやさんの“なると屋・典座”も、
ここから由来しているのでしょうか。

一昨日、永平寺に行ったのが11時半頃。
正午くらいに、
鐘の音とともに修行僧の人たちをたくさん見た。
山岸さんと「お昼ごはんですかねぇ。」と話しました。
午後1時くらいになると、
やはり多くの修行僧の人たちのお経をとなえる声や、
おでこの上に何かお膳だか桶だかのようなものを持って
歩いて行く姿も見た。

“食”についての心構えは、
娘をはじめ、いろんな人に観てもらいたいと思いました。

このDVDはテレビで放送されたものをまとめたものらしい。

詳しくはこちらをご参照ください。

修行僧の行いや精神性に、感銘を受けたとはいえ、
その対極にいるような俗な人間である私は、
「うわぁ、お腹空きそう・・・。」
「うわぁ、お肉が食べられないなんて・・・。」
「うわぁ、早起きキツそう・・・。」
「うわぁ、正座かぁ・・・。」
などと思ってしまいました。
私ならきっと数時間で脱走する・・・。(苦笑)

山岸さんは、一日体験修業に参加されたことがあるそう。
とても厳しかったとおっしゃっていました。
私ならきっと体験でも数時間で脱走する・・・。(苦笑)

食べる時の作法については、
独特のものがありました。
茶懐石や日本料理の作法とは少し違っていましたね。

先日、テレビで、
どこかのお寺でのイベントを観ました。
夜、一人一人目隠しをして、
ある部屋に連れて行かれて食卓につき、
目隠しをしたまま精進料理を食べるというものでした。
食材を視覚以外の感覚で味わうという主旨。
それはやってみたい・・・。

ギャラリーテンゾ。
すみません。
一度言ってみたくなりました。

ちなみにギャラテンの“テン”は
私の名前の典子の“典”なのです。
ご存じなかったでしょ?

では。

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