シタール・増田泰観さんと打ち合わせ@検見川 & 『めぐり逢わせのお弁当』を観た

こんばんは。
今日も涼しくて過ごしやすかったですね。
午前中、来客のアポがあり出勤。
自宅とギャラテンの設計でお世話になった“住まい塾”。
盛岡にある蔵を住まい塾でリノベーションしてカフェにするという方がいらっしゃいました。
なんでも“光原社”のご近所だそう。
盛岡、行ってみたいです。
短時間で帰られたので、「ん?これは間に合うかも♪」と、
すぐに車に乗り込み千葉劇場へ向かう。
観たいと思っていた映画『めぐり逢わせのお弁当』、
今回は行かれないと半分諦めていましたが行かれてよかった。

インド最大の都市・ムンバイでは、
“ダッバーワーラー(弁当配達人)”という、
できたてのお弁当を家庭からお昼時のオフィスに届けるという職業があります。
朝早く入浴を済ませ、礼拝に臨んでから、9時には自転車で街に向かう。
自転車に乗って各家庭を回って弁当を集荷、
約40個の弁当をぶら下げて駅までの40キロの道のりを漕ぐ。
駅には、同様のダッバーワーラーたちがあちこちの担当エリアから集まって来、
膨大な量の弁当はある独自のシステムに則って仕分けられる。
次に、頭の上に弁当でいっぱいの大きな容れものを載せ、
乗降客でごった返す駅のプラットフォームを急ぐ。
絶対に正しい電車に乗らなければなりません。
終着駅に着くや否や、また弁当が集結。
再びグループをなし、ビジネス街へと向かう。
昼の1時には、全ての弁当が正しい届け先のデスクまで運ばれる。
そして、食後、空っぽになった弁当箱をオフィスから回収し、
同じ行程を経て、夕方6時までに各々の家に戻す。 (パンフレットから抜粋)

驚くのは、約5000人のダッバーワーラーが運ぶ弁当の数は1日あたり20万個に及ぶとのこと。
もっと驚くのは、誤配達が600万分の1の確率でしか起こらないということ。
この驚異のシステムは、メディアでも多く取り上げられ、
頻繁に大学の研究者も分析に訪れるそうです。
この映画は、
その偶然の誤配達がめぐり逢わせた切ない男女の物語なのです。
『料理は愛を深める』
『人は間違った電車でも正しい場所に着く』
胸が熱くなりました。
夕方、カレーの名店“シタール”さんへ向かう。
今年の2月と3月に期間限定カレーランチでお世話になったのですが、
再来月の10月にもランチでシタールのカレーを提供するとともに、
なんと増田泰観さんの料理教室イベントを予定しています。
増田さん、ご多忙でなかなかお時間がとれず、
今日やっと、検見川のお店に私が伺い打ち合わせができました。
シタールのあの(!)バターチキンカレー、アチャール、マンゴープリン、
増田さん自らのレクチャーとデモンストレーションレッスン。
その後、カレーをいただきながら、増田さんのインドの食文化などの興味深いお話をいただきます。
この会の詳細と募集はまた改めて・・・。
お楽しみに!
↓ こんなラインナップと、シタール店内で量を測って盛ってくださる。

増田さん、来月もインドへ。
年に3度は渡印されています。
マンゴーの王様“アルフォンソマンゴー”の作付けの確認も大切なお仕事。
4~5月の気温は47℃前後だとか。
熱中症にならないよう、水と塩とライムが手放せないそうです。
気温28℃超えも耐えられない私は、絶対に行くことがないでしょう。(汗)
今日は、
インドの弁当の映画を観て、
シタールの増田さんとカレーの話をして、
気分は「カレーーーー♡」である。
打ち合わせの後、その席でカレーを食べて帰りたいきもちでいっぱいでしたが、
増田さんがお代を取ってくださらないと申し訳ない。
が、せっかくシタールにいるのにカレーを食べないなんてありえない!
内心、挨拶してお別れし、増田さんが事務所に戻られたら、改めて店に入りカレーを食べようと思っていた。
が、親切な増田さん、道に出て私の車が安全に出せるよう誘導してくださる。(苦笑)
帰るしかない・・・。(涙)
家までの道中、どうしてもカレーが食べたい気持ちが抑えられない。
頭の中は、「カレー、カレー、カレー、・・・・・、カレー」
欧風カレーは嫌だ。タイカレーも違う。インドカレーが食べたい。
結局、帰り道にあるインドカレー屋さんに寄りテイクアウトして家で食べました。(苦笑)
道中、Cさんから連絡が入る。
C:「いいイワシが手に入ったけど食べる?」
私:「好きだけど、もしかしてオカシラツキ?それなら触れないので遠慮します。」
C:「アタマを落とせば平気?」
私:「アタマがなくても皮のついた全身があったら触れない。」
・・・・・
結局、おろして刺身用に切って届けてくださいました。
ごちそうさまでした~。
LOVE INDIAな1日でした。(笑)
おやすみなさい。
 

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