フライヤー撮影@船橋 & 『千年の一滴 だし しょうゆ』を観た 

こんばんは。
今日は寒かったですね。
朝、ギャラテンに行き、
来月のフライヤー(まだ手つかず。汗)撮影のため、
車に三笘修さんと大江正彦さんの作品とカメラとレンズ2種を積んで高速に乗って船橋へ。
今回なんとなく、無機質な打ちっぱなしのコンクリート壁をバックに撮りたいと思い、
荒井恵子さんのアトリエにて撮影。
カメラを取り出し、撮ろうとするも、シャッターが切れない。
スイッチを触るが、手ごたえがない。
しまった。充電器にバッテリーを挿しっぱなしで持ってくるのを忘れていた。(汗)
スマホで撮るのか・・・。
運よく、そこに荒井さんの一眼があったので、メモリーカードを差し替えて撮らせてもらいました。(苦笑)

岩野平三郎さんから送られてきた和紙、
美しく漉かれたほれぼれするような和紙だ。
創作意欲アップでうれしそうな荒井さん。

今までに見たことのない新作をこっそり見せてもらいました。
すばらしかったです。
そして、ギャラテンでも展覧会ができるか?!
5月のフランスでの個展にむけて、
これからアトリエにこもる時間も増えることでしょう。
この下方のたくさんのパック。
何だと思いますか?

“百選墨”の本に掲載されている貴重な墨。

それら100種類の墨を磨ったもの。


そしてそれら100種類の墨で描いたもの。
それぞれの特徴が見られます。

昨秋、安田裕康さんの登り窯の窯焚きの際、
採取した煤(すす)は、奈良の墨屋さんが試作加工中。
安田さんの煤でどんな表現ができるのかも楽しみです。
3時までに中野に行かなければならず、
船橋の中華料理店でチャチャっとランチをする。
ここ、あまり時間がない時、荒井さんと何度か来る。
安くておいしい。駅前にあるので、すぐに電車に乗れる。

電車に乗ってしばらく走っているうちに、
窓の外で雪が降ってき始めた。(汗)
コレ、昨年からチェックしていた映画。
千年の一滴 だし しょうゆ
ここの劇場、見たことがあるなと思ったら、
もう6~7年前、やはり荒井さんと来ていたことを思い出した。
小林裕児さんのライブペインティングとコントラバス演奏と舞いのコラボイベントでした。

映画が始まりました。
第一章『だし:大自然のエッセンス』
第二章『しょうゆ:ミクロの世界との対話』
日本人と自然との関係を、
食を切り口に見つめるドキュメンタリー。
序盤、海底で昆布がユラユラしているのを見ていて、
催眠術にかかったかのように睡魔に襲われた。
寝てはいかん!と思いながら、必死に瞼が落ちてくるのをこらえた。
となりを見たら、荒井さん、寝てるんじゃ?
途中、何度もオチそうになりながら、後半もちなおした。
今日初めて知ったのが、
ワインはブドウが勝手に酵母菌を作り熟成してできていくのに対して、
酒やみりんや醤油は、“アスペルギルス・オリゼ”という特殊なカビを蒔いて
麹に変えて発酵させていくということ。
“だし”と“しょうゆ”にまつわる興味深い内容でした。
映画が終わって、
「きもちよさそうな寝息が聞こえてきたよ。」と言われた。
もしかして・・・と訊いてみると、軽くイビキをかいて寝ていたらしい。(汗)
あー、昨夜、ホキ美術館のみなさんと食事会でたらふく食べて飲んで、
お腹いっぱいのまま寝てはいかんと1時半頃までがんばって起きていたため、寝不足である。
はずかしい・・・。(苦笑)
予告パンフレットで、またおもしろそうなものを発見。
和食ドリーム』という映画が4月に公開されるらしい。
コレ、絶対観たい!

映画が終わって5時。
お腹がすいた。
両国まで行って“ほそ川”さんで蕎麦を食べて帰ろうと決定。
その前に、公私ともにお世話になっている
木工の杉村徹さんと“sonorite”の有子さんのお嬢さんの展覧会を観に、
小伝馬町まで行く。
行き方はチェック済み。
最寄の出口から地上に出たが、あらら?
荒井さんのタブレットでマップを出し、それを見ながら行こうとしたが、
極度の方向音痴の二人、あっち行ったりこっち行ったり、
マリオかっ!とツっこみたいほど、小刻みに方向転換する。
駅から徒歩3分のところを、たぶん20分くらいはウロウロした。(汗)
ようやくたどりつき(って、電話して尋ねたんだけど)若手の現代アートを堪能。

道に迷って時間を喰ってしまい、
ほそ川さんに行くのを断念し、
ギャラリーのすぐ近くのインドカレー屋さんに入り、
ガッツリ食べる。

カレー屋さんを出たのは8時前。
急いで来たはずの道を歩き小伝馬町駅にむかっていたが、
JR馬喰町駅に着いた。
荒井さんの事務所の駐車場でそれぞれ車に乗って解散。
大網に行き、まずは、撮影に使った作品を持ち入り、すぐに帰宅。
はー、眠いです・・・。
おやすみなさい。
 

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