『greening』展 後半期 & 佐藤千香子さんの染めの小物 & 昨日の『薬膳料理教室の会』 & 本日『おばんざいランチ』

 

こんにちは。

 

 

風が強いですが、晴れの気持ちのよい一日になりそうです。

暑いのが苦手な私は、この暖かさが快適を少し通り越してすでに暑い。(汗)

 

 

庭のジューンベリーの白い可憐な花が満開。

爽やかです♪

 

 

 

 

 

 

greening』展、会期後半です。

 

 

春を迎え、自然界の植物がどんどん芽吹いて青々とした時季になります。

今展のテーマは”緑”。

色の緑、植物の緑、息吹の緑、・・・、

溌剌とした春という季節を満喫する展覧会になればうれしいです。

 

 

東直人さんは、宮崎県生まれ、岐阜県恵那市在住。

奇を衒わない正統派で格調高い東さんの器、

また織部の何とも言えない緑が落ち着きと安心感を与えてくれます。

料理を映えさせる包容力と、飽きがこずまた使いたくなる魅力があります。

東さんの器が食卓にのぼると、ビシっと引き締まります。

レストランや割烹などでは、プロの料理が美しい器に盛りつけられていますが、

家庭料理でもひとつ器にこだわることで、食卓に華が加わり品格や美味しさが増し、

家族や招かれた人たちの幸せとなります。

今回、バリエーション豊かに勢ぞろいします。

ぜひお手にとってご覧ください。

 

 

佐藤千香子さんは、東京都生まれ、千葉県千葉市在住。

女子美術大学産業デザイン科卒業。

フィンランド、ブルガリア、キルギスなど北欧に暮らしながら染めと向き合う。

北欧ならではの自然、こと森における空気感は千香子さんの創作の源になっています。

木々の造形をモチーフとして型染めやスクリーンなどで染め上げ、

空気をはらんでフワっとしたストールを見にまとう。

千香子さんの作品を見ているだけでその情景が浮かんでくるようです。

今回、ストール、バッグ、クロスなどを展開いたします。

8日(土)、14日(金)、23日(日)、24日(月)に在廊予定です。

 

 

小高善和さんは、千葉県生まれ、千葉県白子町在住。

小高さんの企画はもう何度も展開していますが、

これほど買われた方から喜ばれている幸せな作家さんはいないなぁと実感します。

外反母趾などをはじめ、市販の靴が合わないという方がとても多いのに驚きます。

彼らのほとんどが靴にむりやり自分の足を合わせているわけですが、

それは仕方がないことだと違和感も覚えず合わない靴を履いていることが多い。

ところが、小高さんの作る靴から

「自分にピッタリの靴ができるんだ」「ピッタリの靴がこんなに心地よいものだ」という感動が芽生えます。

今回、既成のバブーシュ、外羽根靴は、豊富なサイズ・革をお選びいただけ、

サンプルデザインの中からサイズを合わせて作るセミオーダー靴、

木型を作ったフルオーダーの靴のご注文も承ります。

小高さんは、会期中全日在廊予定。

それぞれの方の足に寄り添い、的確なアドバイスや靴づくりのお手伝いをします。

ぜひ、お気に入りの一足を!

 

 

今日は千香子さんの染めの小物をご紹介します。

いろんなタイプのクロス、コースター、ポーチ、マットなど、

麻や綿の気持ちよい素材に千香子さんの型染めのモチーフが映えます。

使って洗ってを繰り返すことによって、だんだん馴染んできてよい味わいになります。

日常に使える染めの作品です。

 

864~5400yen

 

 

 

 

 

ギャラテンのトイレの手拭きに千香子さんのクロスを使っています♪

何度か洗ってよい感じになってきました。

 

 

 

 

昨日の午前中は月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』がありました。

 

今回のテーマは

『春の薬膳Ⅱ 血を補い、気の巡りをよくする料理』

肝は気の巡りを管理(疎泄作用)し、血を貯蔵しています。

気の巡りが低下すると、イライラや怒り、憂鬱やストレス、下痢と便秘の繰り返しなどの症状が出ます。

血の貯蔵に影響が出ると、目の充血や疲れ、乾燥、かすみ目、抜け毛、

筋肉のけいれん、しびれ、爪がもろくなる、変形するなどの症状が出ます。

春に出やすいこれらの症例を予防、改善す料理のご紹介でした。

 

レギュラーメンバーに加えて、少しずつ新しい参加者が増えてきました。

食と健康に対する関心の高さがうかがえます。

 

 

 

講師・田村直美さんの中身の濃いレクチャーはもちろんのこと、

直美さんの天真爛漫なキャラクターで会はいつも盛り上がります。

 

 

 

今回使った代表的な食材

上:豆鼓、左:黒米、右:龍眼肉

 

 

『砂肝の和え物』

砂肝:消化不良、ガス、ゲップ、お腹の張りなど食滞に効果。

パセリ:気の流れをよくし、イライラを改善。

 気分が落ち込みやすい方、ため息が出やすい方にお勧め。

 ビタミンCが豊富。

キュウリ:利尿効果が高くむくみを取る。

 身体にこもった余分な熱を鎮めのどを潤す。

黒酢:気血をめぐらせる。疲労回復、殺菌作用、抗酸化作用。

 

 

 

 

 

『イカの紹興酒漬け木の芽風味』

イカ:補血効果、墨は血行をよくする。補肝、補腎効果。

山椒:消化不良、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛に効果。

 蛔虫駆除効果。

 

 

 

 

『海老とそら豆の豆鼓炒め』

海老:エネルギーを補い、精力をつける。

 腎陽不足の冷え性、腰痛に有効。母乳を出す。

そら豆:身体の中の余分な水分を出し、むくみに効果。

豆鼓:体内にこもった熱を出し、イライラを解消、気を巡らす。

 サポニンが抗血栓、抗酸化、脂質効果作用をもたらす。

 ネギの白い部分と一緒にスープにすると風邪予防効果になる。

 

最後にすりおろした蓮根を入れ、とろみをつける。

 

 

 

 

『干椎茸のカプチーノ風』

干椎茸:食物繊維が豊富。便秘、抗酸化作用あり。

 免疫力を高める。コレステロール低下、血圧降下、肥満抑制効果。

 

干椎茸をグラインダーで粉にしました。

 

昆布でとった出汁に投入。

 

泡立てた牛乳と合わせる。

 

 

『桂圓肉粥(龍眼肉のデザート粥)』

龍眼肉:身体を温める。 

 血を補い動悸、息切れ、疲労、不眠、多夢を改善。

黒米:虚弱体質を改善、疲労回復、貧血を改善。

 

ここにココナッツミルクも入れる。

 

 

 

『ジャスミン茶』

気を巡らし、リラックス効果。

 

 

 

直美さんが味見に使っていたこの豆皿。

よーく見てください。

九谷とガンダムのコラボ皿です♪

 

 

ガッツリまかないをいただく。

美味しくカラダによい。大満足!

 

 

 

 

 

さて、今日は月イチランチ『おばんざいランチ』の日。

喜屋武小夜子さんと小川洋子さんのユニット”teamBB”によるお料理。

 

現在80歳以上の人たちが昔当たり前のように作っていた日本の伝統食を

小夜子さんと洋子さんが丁寧に正直に作ったものを食べていただくことで伝承していこうというランチです。

 

献立のベースは”まごはやさしい”。

ま→豆

ご→ゴマ

は→わかめなど海藻

や→野菜

さ→魚、海老など

し→椎茸などキノコ

い→芋

 

一本釣りのカツオの漁獲量は今では全体の1%に満たないそうですが、

そのカツオの鰹節でとる出汁は一味も二味も違います。

また、旬の有機野菜や旬の確かな食材、

手作りや昔からの製法にこだわった発酵食品や発酵調味料を使います。

素材が良さを活かしたシンプルな創作おばんざい料理です。

 

 

今日のランチメニューはこちら

・なめこの紅白みぞれ和え

・青菜のお浸し ごまクリーム添え

・新玉ねぎの酒粕グラタン

・厚揚げの香味焼き

・豚と干し海老の八宝菜

・玄米ごはん 大根菜のふりかけ

・さつまいもとじゃがいもの味噌汁

・ごぼうと人参のみそ漬け

 

 

ただいま、仕込み中。

 

15食限定につき、ご予約の方を優先いたします。

あと2席で締め切りです。

ご希望の方は今すぐお電話くださいね。

0475-78-3068

 

 

 

楽しい週末をお過ごしくださいませ。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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