こんにちは。
雨上がりの土曜。
ピーカン、しかもこの時季らしくない暖かさです。
今月の企画『combinaison』展、会期後半。
今展では、池田順子さんのバッグ、KUROMAMEさんの照明を展開します。
組み合わせの妙をご高覧ください。
池田順子さん
千葉市で革のバッグを制作されています。
革の質感や色の組み合わせ、パターンの妙、ステッチワークなど、
ひとつひとつ手で縫い、ひとつひとつ違う。
そのユニークな感覚は、好奇心旺盛で楽しいことをどんどん吸収していくパワーが源。
都内など、興味のあるイベントや展覧会にはフットワーク軽く出かけられています。
また、海外のあちらこちらをお一人で旅し、英語は苦手とおっしゃりながらも、
旅先からエアチケットを取り移動はお手のもの。
そんなアグレッシブな池田さんの琴線に触れるモノやコトを、私にもよく教えてくださいます。
いつもオシャレな池田さんは、コムデギャルソンの服の大ファン。
それらから大きな刺激を受け、いろんな発想が生まれるのだそうです。
池田さんのお宅の中には、大好きなものがセンスよく飾られています。
暮らしを楽しみ、たまには外に新しい風を感じに出かけ、
まさに人生を楽しんでおられることがよくわかります。
とにかく好きなことをやる! それが池田さんのモットー。
心身ともに健康に明るくいられる秘訣なのでしょう。
作家活動も同様。
人生を楽しむように、バッグを自分の楽しみとして作る。
そんな自由なバッグをご覧ください。
作家在廊日:1日(木)・2日(金)
KUROMAME・土屋等一さんと美津子さん
埼玉県東松山市で、フランスのアンティークショップ”KUROMAME”を営みながら、
おもしろいライトを制作されています。
土屋美津子さんが、ステキな古道具のパーツを思いのまま組み合わせデザイン。
そのアイデアをご主人の等一さんが、忠実にカタチにされます。
お二人の阿吽の呼吸に、これまで歩んでこられた夫婦愛と互いの敬意が感じられるほど、ツーとカー!
美津子さんのアタマの中には、明確なイメージがあり、
「この角度をもう少しキツく!」とか、「長さのバランスをもう少し緩やかに!」など、
厳しく手直しを求めます。
それを等一さんが、ビシっと調整。
こうしてできた作品は、他のどこにもない唯一無二のもの。
美津子さんの組み合わせの発想は豊かで、
パンチング機、メーター、カップ、ハサミ、天秤、・・・・・など、
「このパーツはアレか!」「え?こんなものがココに?}と、感動の連続。
そして、どれもがクールでクォリティが高い。
決して「カワイイっ♪」というものではなく、オトコマエでかっこいい佇まいなのです。
等一さん自身も、最初のデザインがを見る時は、
「どんな組み合わせになるんだろう。」と楽しみなのだそうです。
今展のために、たくさんたくさん制作してくださっています。
みなさんも、「このパーツは何だったのだろう?}と考えながらご覧になってくださいね。
また、今回は、美津子さんの審美眼で選ばれたフランスのアンティークも展開。
どうぞお楽しみに!
作家在廊日:4日(日)・18日(日)
今日は池田順子さんのバッグをご紹介します。
前回は、私の好みによるベスト3をお伝えしたので、今日はベスト4~6を発表いたします。
第四位
お月さまを連想させるような雰囲気のあるバッグ。
丸い部分はアジのあるテクスチャの革。
このムラムラな色とグレーの配色も好き。
シンプルな中にも、ハンドルのカタチやステッチに遊び心がありナイス♫
28000yen
第五位
小ぶりなカキカキっとした四角いバッグ。
カチっとしていながら、粗いステッチで緊張感が緩みます。
手の込んだカラフルなパッチワークやステッチワークのモチーフがポイント。
25000yen
第六位
バケツ型バッグ。
ガッシリしています。
お弁当もスッポリフラットに入ります。
バッグとしてもよいですが、手芸をする方など、
毛糸や道具を入れても部屋のインテリアにもなりますね。
27000yen
昨日の月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』のご報告です。
薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。
今回のテーマは“胃腸を整え補う薬膳”。
健やかな身体を保つには胃腸を整えることが大切です。
胃腸の不調は免疫力低下・肌荒れ・便秘・疲れ・肩こり・胸のつかえ・ゲップ・膨満感などの原因となります。
それらは未病の症状として現れ、やがて病気の原因になる可能性があります。
胃腸の機能はストレス・加齢・運動不足で低下してしまいます。
『棗とゆり根のスープ』
・棗:造血作用があり、黄色い顔色、不眠、息切れ、めまい、疲労を改善。
胃腸を丈夫にする。免疫力を高める。
・百合根:ビタミンB2が豊富で、口内炎に効果。
肺を潤し、咳を止め、粘膜を丈夫にする。
ストレスを解消し、動悸を収め、精神安定、安眠作用がある。
『秋の五色のおひたし』
・春菊:βカロチンが豊富で細胞を丈夫にする。
コレステロールを下げるクロロフィルが豊富。
肺を潤し痰を消す。
・菊花:赤目に効果、血圧降下作用。
・クコの実:肝の働きを補い、腰痛、目のかすみ、涙目、めまい、ふらつきを改善。
・椎茸:食物繊維が豊富。便秘、老化防止に有効。免疫力を高める。
コレステロール低下、血圧降下、肥満抑制効果。
・松の実:肺に潤いを与え、咳を止める。便通をよくする。
抗酸化作用を持つ不飽和脂肪酸(リノール酸)が多く含まれる。
『里芋の利休和え』
・里芋:ぬめり成分は体内の免疫力を高める。
食物繊維も豊富で、腸内環境を整え生活習慣病を予防する。
『鮭の香草焼き馬告(マーガオ台湾野生胡椒)風味
・鮭:抗酸化作用(アスタキサンチン)、シワを防止する。
血液の循環を良くし、サラサラにする。
・パセリ:体内の熱を収める。
抗酸化作用、精油成分によりストレス解消。ビタミンC豊富。
・クミン:整腸作用。食欲増進。解毒効果。
インドでは駆風(腹にガスが溜まって腹が張る痛みを取り除く)剤として使われる。
『銀杏のごはん』
『黒胡麻のお汁粉』
・胡麻:肝、腎の機能を高める。虚弱体質、貧血の改善。
腸を潤し、便通を整える。アンチエイジングの代表的な食材。
・葛:血行を良くし悪寒、風邪初期の関節痛、肩こりに有効。
温かい葛は胃腸を温め整える。
今月のお茶『プーアール茶』
まかない薬膳ランチ
カラダに染み入る美味しいご飯を食べ、仕事をがんばる。
さて、明後日は月イチ『おばんざいランチ』の日です。
喜屋武小夜子さんと小川洋子さんのユニット”teamBB”によるお料理。
現在80歳以上の人たちが昔当たり前のように作っていた日本の伝統食を
小夜子さんと洋子さんが丁寧に正直に作ったものを食べていただくことで伝承していこうというランチです。
献立のベースは”まごはやさしい”。
ま→豆
ご→ゴマ
は→わかめなど海藻
や→野菜
さ→魚、海老など
し→椎茸などキノコ
い→芋
一本釣りのカツオの漁獲量は今では全体の1%に満たないそうですが、
そのカツオの鰹節でとる出汁は一味も二味も違います。
また、旬の有機野菜や旬の確かな食材、
手作りや昔からの製法にこだわった発酵食品や発酵調味料を使います。
素材が良さを活かしたシンプルな創作おばんざい料理です。
1800円 15食限定につき、ご予約の方を優先いたします。
爽やかな秋晴れの週末。
ぜひお出かけくださいませ。
ではでは。
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